2014年12月6日土曜日

右クリックの説

マウスの右クリック

windowsを使っていると、右クリックを使うことがある。

 しかしMacも触っていたから、あまり右クリックを使わない癖がついている。ショートカットを使う工夫をいつもしている。

 パソコンは両手で操作できるし、そうするものだと思っている。

 ところがwindowsから入り、慣れている人の中には、いろんな用途をマウスだけで済ませようとする人がいるし、それがかなうような設計になっている。


 確か、このコンセプトはGoogleのchrome bookやpuppy linuxも同様であったように思う。

 ただいえるのは、ショートカットを使っていると、右クリックのメニュー充実に大して魅力を感じないということである。

スキルとの因果関係

 年下の人が操作しているのを見て、ちょっと焦る。全然、ショートカットを使わないで、マウスをゴリゴリと引きずり回した挙句、右クリックで出てきたメニューをなぞり、やっと目的に達するのだ。

 今の動作、クリック一つと、ショートカットでとっくに解決してたよな? そう提案したくてムズムズしたくなることがある。

 これでも入力ができるから。これでも操作できるから、いいんだ。そういって、なかなかショートカットを覚えようとしない人に会ったことがある。

 仕事のできはさておき、一つ共通点が見えた。

 それは一定以上のスキルを得ていないということである。

 つまり最低限、必要な操作さえできていれば、それでいい、と最初から壁を作っていることが、操作する段階で見えているのだ。

 それが結果として、スキルの停滞に現れているように思える。

 色んなことに挑戦している人は、ショートカットを使うことに心理的な抵抗が少ない。新たに在庫が入るスペースはあるのだ。最低限のことと、サーチエンジンさえ使えれば、キャパフローになってしまうのとは、対照的である。

 いくらでも、学んでみたいとは思わないし、興味があること以外は、大して身に着けようとは思わない。しかし、ショートカットで少しでも怠けられるのなら、それは習得できるに越したことはないと思っている。

 楽するために、努力を惜しまない。矛盾しているようだが、実は本質なのではないか。

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