マウスの右クリック
windowsを使っていると、右クリックを使うことがある。しかしMacも触っていたから、あまり右クリックを使わない癖がついている。ショートカットを使う工夫をいつもしている。
パソコンは両手で操作できるし、そうするものだと思っている。
ところがwindowsから入り、慣れている人の中には、いろんな用途をマウスだけで済ませようとする人がいるし、それがかなうような設計になっている。
確か、このコンセプトはGoogleのchrome bookやpuppy linuxも同様であったように思う。
ただいえるのは、ショートカットを使っていると、右クリックのメニュー充実に大して魅力を感じないということである。
スキルとの因果関係
年下の人が操作しているのを見て、ちょっと焦る。全然、ショートカットを使わないで、マウスをゴリゴリと引きずり回した挙句、右クリックで出てきたメニューをなぞり、やっと目的に達するのだ。
今の動作、クリック一つと、ショートカットでとっくに解決してたよな? そう提案したくてムズムズしたくなることがある。
これでも入力ができるから。これでも操作できるから、いいんだ。そういって、なかなかショートカットを覚えようとしない人に会ったことがある。
仕事のできはさておき、一つ共通点が見えた。
それは一定以上のスキルを得ていないということである。
つまり最低限、必要な操作さえできていれば、それでいい、と最初から壁を作っていることが、操作する段階で見えているのだ。
それが結果として、スキルの停滞に現れているように思える。
色んなことに挑戦している人は、ショートカットを使うことに心理的な抵抗が少ない。新たに在庫が入るスペースはあるのだ。最低限のことと、サーチエンジンさえ使えれば、キャパフローになってしまうのとは、対照的である。
いくらでも、学んでみたいとは思わないし、興味があること以外は、大して身に着けようとは思わない。しかし、ショートカットで少しでも怠けられるのなら、それは習得できるに越したことはないと思っている。
楽するために、努力を惜しまない。矛盾しているようだが、実は本質なのではないか。
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