悪口は言いたくない
アイドルオタクと呼ばれる人もいるだろうし、彼らの嗜好を否定するつもりはない。はっきりいって、好みの問題である。平たくいうと、お好み焼きに、マヨネーズは是か非かとかいう、保守的グルメの関西人の価値観程度である。
だが、日本人だから、このアイドルグループは好きですよねぇ? はNGだ。
はっきりいって、不愉快である。それも全員嫌いだし、同じようなパッケージ(制服、軍団、上目遣い、ポップな曲)全て嫌いである。
悪口は言いたくない。だが、それが反社会的な発言ではないことを確信して、いう。軍団アイドルが大嫌いである。彼女たちに罪はない。正確には、彼女たちを商品化して、結構無茶なプロモーションを仕掛ける、ゲスい大人たちが大嫌いなのだ。
「若い女の太ももと、上目遣いを見たいよな? 見たいよな? 見たくないとか、思わないよな? 見せてくださいって言え、コラ」
そんな問い詰められ方である。お前、変なハーブとかやってんちゃうの? と疑いたくもなる。
黒猫の死
ロンドンでは捨てられる猫の多くが、黒猫であるというニュースを秋に見た。
表情が分かりにくく、猫と自分を撮影したときに、猫が可愛く見えないからだという。
マジで? まだ、魔女の使いとか思ってるほうが、マシちゃうんか。自画撮りのために、捨てるなんて、悪魔も辟易ではないか。
そもそも、猫が可愛いのは当然で、そこに容姿など関係ない。猫好きに言わせるなら、病気をもっていようが、人間にいじめられて警戒心が強かろうが、猫という存在にそのものが愛おしいのであって、容姿などはただの特徴でしかない。
多感な世代の女性たちが、テレビのアイドル文化に接する中で、容姿を価値基準の至上においているのだとしたら、はっきりいって異常である。黒猫を捨てるヤカラと、変わりない。
容姿など、ただの特徴に過ぎないのだから。
アイドル文化が、過剰にゲスな大人を育てているのではないのか。そんなことをいつも思う。
表現の自由より、広告を優先しているブログサービスなんやね。まるでgoogle+みたいに、アイドルオタク向けサービスではないか。
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