2015年2月22日日曜日

TEDに一票

 技術と、娯楽とデザインと

 地上波に飽きたときに、見るのが、TED である。

 (Technology Entertainment Design)の略で、カリフォルニアで行われる世界的講演会。その動画が一般公開されているが、内容が多彩で飽きない。

 社会問題や、医学、芸術論、色んなジャンルの研究者や人気ドラマのディレクターなどの講演をまとめたもので、いずれもプレゼンター自身が、ユーモラスで見せる工夫をしている。

 日本では唯一NHKが、スーパープレゼンテーションという番組名で放映していた。(動画に、日本の権威ある人のコメントを付け足して番組とかいっている。我々の受信料はこうした箔をつけることに有効活用されてるのだ!)

 サイトでは字幕も多く、安心した内容で楽しめる。(最近みた中で面白かったのは、世界で一番退屈なテレビ番組がやみつきになる理由 「想像力をオープンソース化するArdurino」である)


 権威ある研究者が研究の一端を、我々凡人に分かりやすく、噛み砕いて啓発してくださっているのではない。


 課題の見つけ方やヒントは素人じみたアイデアである。しかし内容が濃厚で、前提をひっくり返してしまうことすらある。そのことに純粋に、楽しみを見出している健全さがいい。

 昔はよかったなどと、年寄り臭い講釈を垂れる友人がいると、このサイトを例に反論してしまう。

 web環境さえあれば、いくらでも、字幕付で、こんなに面白いものが、好きなときに見られるのに?

 インターネットどころか、ビデオテープが四六版ハードカバーみたいな大きさで二時間しか録画できなかった時代に? 米ソ冷戦時代の? 自民党一党独裁(今も?)で? 眉毛と肩パッドがいかつい女優に詰め寄るのが、トレンディとか言っていた時代の方が? よかったって?

 マジか。。。そんなワケないやろが。

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