2015年8月17日月曜日

言い訳がましく下書き

書き物の仕事をしていた時のこと。

深夜に書いたものは、翌朝に送信すべしということを言われた。

夜のうちに書いたものは、結構ハイになって、書いてしまうことがある。翌朝、出社して、コーヒーを飲みながら、クールダウンした頭で再読してみると、てんこ盛りになっていたり、全体が支離滅裂であったことがわかる。

チェックは翌朝の自分に発注した方がいいというのだ。

人間の生体を捉えた至言である。夜に書いたラブレターは絶対投函してはならないというジンクスみたいなものだ。

ブログのテキストを書いていく。書いたところで、何か貰えるわけでもないし、書かなかったからといって、痛くもかゆくもない。ただ寝つきが悪い。

思いついて書き始めるが、書いているうちに、別の話題も盛り込む。結構、フォーカスが甘くなる。別のテキストに分けてみる。やった、二つできた。そう思って、二つ目から仕上げる。

ところが、アップロードしようとしていると、ふとある疑問がよぎる。似たような話を書いたのではないかと。

検索してみて、予感が的中する。例えは違うが、落とし込みが大体似ていたりする。もう少し変えるべきは、どこか。考えても仕方邸ので、とりあえず、一つ目を片付ける。片付けようとして、ふとまた思う。同じ話題を取り上げていないか?

検索して、愕然。やっぱり書いていた。しかし今度は違う。

下書きにしたまま。下書きのストックが結構な数になっている。

ならば、ここで仕上げてしまって、と思うのだが、触り始めると物足りなくなる。

ああでもない、こうでもないとしているうちに、眠さがピークになる。

結局、何も書けないで寝てしまうのだ。何か敗北感は否めない。否めないが、仕方ない。幸い、疲れて寝つきはいい。

実は下書きのままで、処理に困っているテキストがある。

一体、なんだって、こんな徒労を繰り返さないといけないのか。

何かを食べたとか、誰かとあったとか、どこにいったとか。そんなブログ記事を書いている人を見ると、タレント気取りか、と思うと同時に思う。羨ましい。いや、そういうときこそ、Facebookやinstagramの出番ではないか。

なんで、わざわざブログに書くのだ。それで記事というのか。羨ましい。。。

下書きの話は書いていないはず。。。というラビリンス。
もっと薄口を目指すべきか。

0 件のコメント:

コメントを投稿