消えた。
言い訳がましいことだが、一時間かけて書いたテキストがうっかり消えてしまった。久しぶりである。
ちょっといつもと違うものを使って、テキストを作ったために、少し不安定なものがあったのだろう。
しかしこうした喪失感について、いつも考えてしまう。
Microsoftのofficeを昔に使っていて、深夜に何枚もの原稿を仕上げたのに、疲弊しきっていたために、保存に失敗。
二、三時間の努力を数秒で紛失させたことがある。
(それ以来、ctrl+Sのショートカットは習慣付けした)
Oficce2010以降だろうか。
文書を開いても、すぐには編集できなくなっている。編集するかどうか、画面上のボタンを一つ押さないといけない。結構慣れるに時間を要している。(現在進行形!)
どうして、こんな機能が追加されたのか。そんなことを考える。
きっと、うっかり開き、うっかり追記したり、削除しないように、閲覧モードと編集モードなるものを、考えたのではないだろうか。そんな薄らバカがリアルにいるのだろうか。
そう思っていたが、結局その機能は2013でも、なくなっていないように聞く。ニーズはあったのだ。(どうせ、編集モードでうっかり削除したら、それきりなのにと思ってしまうが。)
こんな話を聞いたことがある。ちょっとさぶい話。
イベントでUSBメモリにプレゼン資料を持ってきた、年配の部長が、自前のノートPCで中身を確認する。
大丈夫、ちゃんと入っている。
そのまま、引っこ抜く。ブチッ。
受付に差し出して、確認してもらうが、データが壊れていると告げられる。
「あんたが、壊したんじゃないのか。俺のパソコンで見れたぞ」
そう息巻いたが、では、そのノートPCで見てみようとなって愕然。
外す時に、読み込みを解除していなかったから、中のデータは正真正銘、破損していたのだ。
慌てて携帯電話で自社に電話し、震える声で部下に檄を飛ばす。データをなんとか持ってこいと。
持ってこなくていいように、USBをもたせたのに、これである。
そそっかしい上司の尻拭い。ヘルプでも、フォローでもなく、本当に、拭っている感を否めない仕事。最悪だろうなぁ、と思った。
自分で、パソコンを使う上で、心がけているルール。
・ctrl+Sかそれに代わる操作を逃げ道として、用意しておく。
・人をアテにしない。(あてにする癖をつけると、間違いなく、身にしみない)
・失敗に懲りない。
Macosが8以前であった時の、データ破損頻度を思い出せば、なんということはない。
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