2016年10月2日日曜日

下巻だけを買うことはない

ブックオフに立ち寄る。しばしば見かけるのが、下巻だけの在庫である。

上巻は多分、買われたものの、下巻だけ、そこで生き別れになって残っている。

何年もかけて、岩波文庫の、ある上中下の3巻を揃えたことがある。(未だに読んでないけど)

しかしこれが実現することははっきりいって、めちゃくちゃレアである。

この相方を失った、健気な下巻の行方がいつも気になる。

いや上巻だけを買って、下巻を買わなかった客のことを密かに恨んでしまう。(そういうと、2巻目から揃っている徳川家康の多いこと!)

安いんだから、せめて上下巻で買えとか思ってしまう。少なくとも、自分はそうしている。

何のことはない。もしも面白くて、下巻も安く手に入れたいと思ったのに、店頭になかったら、と不安になってしまうからだ。

(読んでない複数巻もの不良債権が際限ないこと)

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