ブログ記事を見ていて面白い記事にたまに出くわす。
今後十年後になくなる職業とは、なんなのだろうかというような内容だった。
産業革命じゃあるまいし、そうそう簡単になくなったりすることがあるのか。
そう思っていたが、確かに記事の通りのことがあった。
コンビニより多くなった整体師や歯医者は、供給過多になって利益を確保できなくなっているという。友人もがんばって整体師の資格を取ったのに、給料が驚く低くて転職した話をきいた。
製造業もどんどん機械化していくという。
印刷も圧倒的にオンデマンド印刷の品質が良くなっている。
ダイレクトメールの受注が激減して、それを短納期で作ることを自負していても、今やなんの価値もないのだ。
なるほどと思える分析で、オチが気になった。
その気になるオチは、
『ウェブが主流なので、ウェブライターは儲かる。詳しくはこちら』。
えええ? 単なる広告?
二十代三十代の頃、アフィリエイトで生活できるようなことを盛んに言われた。新しい働き方だとか、なんとか。
しかしsnsが出てきて、自前メディアを立ち上げる必要がなく、サイト構築に詳しくなくても、情報は発信できるようになった。
さらに企業はsnsで収益が上がらないとわかると、販売してくれる国産やアメリカ資本のサイトに売り込んだ。結局使用者のレビューが広告になった。
アフィリエイトで稼ぐなんて、夢のまた夢である。
結局、アフィリエイトを語る人のビジネスは、アフィリエイトを語るセミナービジネスにあっという間に変化してしまった。
要するにぱちもんやった。
それを助長するようなウェブライター講座。
いやいや、最初になくなるのは、ウェブライター講座ちゃうんか。
春風亭小朝さんが自身の座右の銘を、どこかで語っていたのを覚えている。
「やる人はやる。やらない人は語る」
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