2016年10月21日金曜日

サゲがっかりコラム

ブログ記事を見ていて面白い記事にたまに出くわす。

今後十年後になくなる職業とは、なんなのだろうかというような内容だった。

産業革命じゃあるまいし、そうそう簡単になくなったりすることがあるのか。

そう思っていたが、確かに記事の通りのことがあった。

コンビニより多くなった整体師や歯医者は、供給過多になって利益を確保できなくなっているという。友人もがんばって整体師の資格を取ったのに、給料が驚く低くて転職した話をきいた。

製造業もどんどん機械化していくという。

印刷も圧倒的にオンデマンド印刷の品質が良くなっている。

ダイレクトメールの受注が激減して、それを短納期で作ることを自負していても、今やなんの価値もないのだ。

なるほどと思える分析で、オチが気になった。

その気になるオチは、

『ウェブが主流なので、ウェブライターは儲かる。詳しくはこちら』。

えええ? 単なる広告?

二十代三十代の頃、アフィリエイトで生活できるようなことを盛んに言われた。新しい働き方だとか、なんとか。

しかしsnsが出てきて、自前メディアを立ち上げる必要がなく、サイト構築に詳しくなくても、情報は発信できるようになった。

さらに企業はsnsで収益が上がらないとわかると、販売してくれる国産やアメリカ資本のサイトに売り込んだ。結局使用者のレビューが広告になった。

アフィリエイトで稼ぐなんて、夢のまた夢である。

結局、アフィリエイトを語る人のビジネスは、アフィリエイトを語るセミナービジネスにあっという間に変化してしまった。

要するにぱちもんやった。

それを助長するようなウェブライター講座。

いやいや、最初になくなるのは、ウェブライター講座ちゃうんか。

春風亭小朝さんが自身の座右の銘を、どこかで語っていたのを覚えている。

「やる人はやる。やらない人は語る」

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