2018年9月8日土曜日

おしゃれmacをdisるな

AppleのテレビCMがかっこいい。

MacBookを使って、何か一生懸命に取り組んでいる人の、真剣な表情が映し出される。光るリンゴマークの裏で、何か世界を変えるような”何か”が作られているようなイメージである。

実際、macbookはSSDなんで、とにかく起動が早い。

カバンの中に入れておいたはずのメモ帳を探し出して、最後のページまでめくって、ボールペンのお尻を押して芯を出すという一連の流れよりも、確実に早く作業をはじめられる。

快適である。

色々と準備や待ち時間なしに、ダイレクトに使い始めることができる。

自分は快適だから使っている。快適で低価格なら、winマシーンでも、chromeosでもいいと思うが、コスパに見合うものに出会ったことがないだけのことである。

快適だから使っているが、そうでもない人も中にはいる。

おしゃれだから。

まるで90年代のvaioを使う人たちがそうだったように。

Let'sノートのスチームパンクのような頑丈さなものではなく、おしゃれ女子が小脇に抱えて使えるものこそいい、という時代がかつてはあった。

そのノリでリンゴマークをおしゃれアイテムとして持つ人がいる。

何度か、実在を確認したことがあるし、繁華街のスタバの窓際でそうした人を見かけない日はないだろう。意外とキーボードを使わず、トラックパッドに四苦八苦しながら、(macでショートカットを多用しないなんて)使っている。

トラックパッドのジェスチャーと、ショートカットでほとんどのことができるのに、わざわざwindowsマシンと同じような操作をして、もたもたとしているのを見ると、

(この人はおしゃれアイテムでmacを持ったんだな)

というのは、一目瞭然である。

ところが最近あることに気づいた。

おしゃれアイテム万歳である。

結局、おしゃれmacユーザーは、macbookが便利だから使っているのではない。おしゃれだから使っているのだ。

ということは型落ちしたものは、ダサいのだ。(macユーザーからすると、そっちの方がはるかにダサい)

つまりAppleが新しいものを作ると、そっちに買い換えるのだ。

Appleにとって、本当に優良なお客さんとは、おしゃれmacユーザーなのではないだろうか。

彼らが中古品として処分する、結構いいスペックのものを、鵜の目鷹の目で狙っているのが、利便性優先のユーザーなのだ。

型落ちしても、スペックがそんなに大きく遜色ないのだが、新しくない。このことは、もっと喧伝してほしい。おしゃれmacユーザーよ、君のmacはとっくに古びたものなのだ、振り返らずに中古取扱店舗に二束三文で売っぱらってしまえ。

スタバでそんなものを使っていたら、笑われるぞと。

おしゃれmacユーザーを決してディスらない。彼らのおかげで、中古がもっともっと供給されればいいのだ。使っていないmacがあれば、それもどんどん売り払えばいいのだ。

macbookは欲しいが、Airで充分である。

早く11.6インチで安い中古品が、出てこないかなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿